2009年12月30日水曜日

2009年総括

空港で書いた今年の総括と来年の抱負を。


--

今シアトル・タコマ空港で、サンフランへのフライトを待っています。まだ29日なので、そのつもりはなかったのですが、今年を振り返ったので、ここに書いておきます。


空港は公共スペースのなかでも好きな場所の一つ。考え事に最適な気がする。空港では、国籍・人種を超えて無数の人が一瞬にして通り過ぎ、その数だけ人生が交差し、一人の人間の非力さと現代社会のスピードの恐ろしさを同時に感じることができる。

ちょうど今、他大に留学中の友人とシアトル・バンクーバーに行き、帰って来たばかりで、非常にいろんなことを考えさせられる機会になった。

下らない話、勉強、進路、将来、あらゆる話をしたけど、まず自分が今どういう状況なのかより理解が深まったと思う。この時期に済んでいるはずの決断はおろか、頭の整理もあまり進んでいないことに対する危機感をより強く感じた。けれど、今自分に必要なのは、迷うことを肯定的に受け入れること。

タイムフレームに押され、迷うことに否定的な姿勢をとると、判断がごく近視眼的になってしまう。たとえ一度長期的なヴィジョンに基づいて選択肢を準備しても、半年で自分や自分を囲む環境が大きく変わりうることを考えると、その状態はベストな判断をするにあたり非常に危険。

弊害として、いただいている良いお話にも、120%向き合あうことができていない。また、日ごろお世話になっている人に相談に乗ってもらっていても、自分の整理の不十分さで十分に責任のある姿勢で望めていないことに気づき反省。

ここ半年で何が変わったか、というと、中身自体が変わったのではなく、もっていた危機感と思いが予想異常に強くなった。よく留学は人をナショナリストににすると言うけれど、日本への客観視により得る示唆は多く、予想異常に自分に対し強いインパクトがあった。特に日中米間の示唆が多い。

こう通して自分のことを振り返ってみて気づくのは、自分の精神的な未熟さ。同じような環境にいても、もっと前向きに向かい、本当の意味で周囲の状況を心配する余裕を保てる人間がいる。特にこの旅行は短時間だったけど、すごく長かったように感じる。友人に感謝。


最後に。2009年に一寸の悔いはない。2010年は、留学後半戦/進路/帰国後の活動の結果は最低限、何よりも精神的に成長したい。

--


P.S. ヴァージン航空を初めて使ったけど、航空事業単体の会社と比べ、航空事業をポートフォリオの一部として運営することがいかにサービスに違いを生むかに驚いた。CA然り、車内販売然り、無料WiFiサービス然り。

As for the trip per se, I wanna definitely come back to Washington for Sasquatch Music Festival 2010, which takes place at The Gorge Amphitheatre having sci-fi scenery with great lineups.

2009年12月19日土曜日

秋学期をふりかえって

やっと、という感じと、あっという間、という感じが良い意味で入り交じっています。
いつの間に最後の投稿から1ヶ月以上もたっていました。その間、人生初の松葉杖にパソコンの盗難、アクシデントもいろいろありました。



留学生にまつわる純粋な語学的問題はさておき、
ふりかえってまだまだだな、というのは、追い込みや他のことで塞がってる際、あまり時間がかけられない際の英語でのパフォーマンスにおけるスピード感や深さが、日本語でのそれにまだまだ及ばない状態です。特にパフォーマンスにむらがあるのが個人的には課題です、おそらく正しいlearning curveで進んでる証拠だと思います。

言語に関わらず、時間をかければ大抵人間何でもできるわけで、障害や時間の制約下で成果を最大化できるかが大事なことを再確認。


今学期は、通常のクラスを4コマ、とっていたのですが、よくよく聞いてみると、普通Calでの初めての学期では、3コマがふつうで、4コマとるのは慣れてから、もしくは慣れてあともすぐは3+”De Cal"(Democratic Education at Cal)という話。De Calは、生徒が計画した特別授業のようなもので非常にバークレーらしいプログラム。授業担当者は計画者中心+ゲスト教授、P/NP評価、単位数も1or2。ただその通常を知っていても今学期は撮りたい内容がなかったので、どちらにしろなかった選択肢です。

とはいえ、4年生にもなると4コマの人は周りにいるので、ショック療法的な意味では(療法ではないですが)、1年という限られた時間の中で、春学期を思いっきりやるためのよい土台作りになったと思います。


具体的な今学期の成果という点でいえば、初めの2ヶ月間以内に受けたmidは、平均・平均ちょい上くらいが多く、以前の投稿にもかいたような不服な結果でした。そのあとに受けたmidやプレゼンなどでは、A+/Aーの評価をもらえたので、これも恐らく正しいLerning Curveの証拠。特にGoldman School of Public Policy の公共政策分析のクラスで、クラス中に高評価してもらえたことが嬉しかった。リハをする時間もあまりなく、また内容も開発経済から離れ、米国の特許問題と製薬会社に関する提案だったので、なおさらです。

教科書と紙とペンの授業は、単なる自分との戦いですが(情報戦の側面も少しはある)、プロフェッショナルスクールらしい徹底したPeer Evaluationは、組織に対する個人の能力が問われます。その状況で、良い結果をもてたのはいい自信になりました。一回で終わらないようにもっと磨きをかけます。

Finalに関しては、まだなんとも言えませんが、やはりスピードに起因する失敗が多いという印象。でもずば抜けてできたという感覚がないので、恐らくBとAの中間くらいに落ち着くのではと思います。



こんな感じですね。ボストントリップも良い結果を残せたし、課題は山のようにありますが、今学期に悔いなし。冬休みは、ほぼ確定の来学期の授業の予習をして先手先手で備えます。ロンドンで修士をとってる友人も冬休みも論文で頭がハゲそうなくらいやってるようなので、負けてられませんね。

昨日、Hepatitisのワクチンを睡眠不足のままを打ったら、ひどい頭痛にみまわれました(笑)あまりおすすめできない組み合わせです。
今日はCO-OPへの引越しへ向けて、大掃除、年末年始の旅行のプランニング、いいのがあればSFのクラブでも行こうかと思います。

2009年10月28日水曜日

勝つ

こんなにも大胆なタイトルを日記につける自分がいることに非常に驚いている。
そのような自分の現状からは確かに発見と学びがある。改めてこの環境を与えてくれたひとに心から感謝。

中間試験や生徒間の評価結果が返却され始める。
正直この結果には満足できない。全員に勝たなければ生き抜いていても意味がない。*
残りの秋学期はクラス全員に勝つ。5つのハンデ克服に向けた目標設定を再検討して。


*このケースにおいて。物事すべてにおいて勝利以外が無意味と思っているわけではありません。念のため。

2009年8月14日金曜日

バークレーへ

先日通ってた別の先輩に会い、改めて詳しくむこうの学習ペースをきいて、もっとハードル高く設定できると感じました。勉強その他、すべてにおいて、目標以上の結果をだしてきます。

チャンスを得たこと、そして何より周囲に感謝して、地道にとことんやってきます。
人生は一度しかありません。自明ですが、こういった節目節目はその意味を改めて考えさせられます。


では行ってきます。

2009年7月27日月曜日

虹とともに



2重の虹を、端から端までみることができました。やっぱ自然には人を無言にする力があります。私自身、自然が比較的豊かな中で育つことができたせいか、自分の子供には自然が多いところで育ってほしいと思います。

試験期間も終わり、ちょっと今日いいこともありました。発つまで残りは、いろんな人と飲んだり、久々にプライベートもゆっくりできそうです。明日は森美術館へAI WEI WEI展をみにいってきます。

2009年7月7日火曜日

適性

瞬発力か、持久力か。
または両方か。だとしても自分の適性はどのようなウェイトなのか。

全てを適性で判断するというのは、自分にできない。やはり、どんな角度から考えても、やることは変わらないよう。

2009年7月3日金曜日

小説熱

いろんなジャンルの本を読みますが、
定期的に小説が無性に読みたくなるときがきます。

それが、今です。


小説において特に、初めて手にとる本で、頭数ページでひきこまれるか、こまれないか、が決まることが多い。

その決定要因はなんなのだろうか。
もちろん、そりゃ、過去に蓄積された感性・知識・経験が無意識下で発現する、と言ってしまえば終わりだが、その脳が一瞬のうちにあらゆる側面から検討し判断を下すなんて、人間はよくできている。

直感もそうだけど、そのようなあらゆる質・量の情報を総合的に考慮し判断を下す、能力に関しては、決して人間が何にも負けない能力なんだろう。


言いたかったのは、1Q84が読みたいということ。村上春樹がものすごく好き、というわけではないが、レイモンドカーヴァーが好きだったので、カーヴァー作品を春樹が訳している点でやはり春樹作品には合うものがあるのだと思う。

1Q84は、完全にタイトル負けで読みたい衝動が生まれてます。
ジョージオーウェルの1984がもの凄く好きな作品だったので(映画版はラストが原作と異なり、僕は原作の方が好きです)。既に読んだ友達によれば、似通った設定はあるもののImplicationはそんなにないのだとか。


向こうへの飛行機の中とか細切れでない時間で読もうかなと思ってます。

2009年6月27日土曜日

マルチタスクできるものと、できないもの

7/7まで、潜ります。

「潜る」というのは、知り合いの方が使っていた、「タスクの山に埋もれる」という表現。なんか純文学?的な素朴ですてきなひびきなので、使ってみました。

なぜこうも、タイミングが悪く(良くともいえます)5つくらいのことが重なってしまうのでしょうか。各事象がお互いのタイミングにかぶるように、引力のようなもので引っ張り合っているのかもしれません。

レポートなど、勉強関係でじっくりと腰をすえて書く必要があるものに関しては、マルチタスクは適さないように思います。


とれあえず、集中します。

2009年6月21日日曜日

金融危機とバークレー

カリフォルニア・金融危機といえば、その規模と積極的な運用姿勢で有名なカルパースがヘッジファンドでの資金運用に失敗したことですが、他にもカリフォルニアでは実体的な部分も痛んでいます。

その例の一つが、この8月から通うUCバークレーの痛んだ予算。学校から現在の財務状況とその対策の短信がメールで届きました。2009-2010の通過した予算と支出計画とで、USD 145mの資金ギャップが存在するそうです。この他にも、The Cal Grantsと呼ばれる、州知事から提案され主に奨学金をまかなうUSD 47mも前年度の水準を保てるかが危ぶまれているとのこと。

対策として、ギャップのうち30mは学費アップ、15mは2008から実施している全般的な業務の効率化で解消するとのこと。

残り100mについては、
 ● 職員の解雇
 ● 職員の一時解雇、給与削減
 ● 新学部設立計画の凍結
 ● 健康保険のプレミアム料ひきあげ
といった施策で対応していくとのこと。


この一件で何よりも感じたのは、カリフォルニア州政府財政の深刻さです。以前から2009年度予算における教育費カットは示唆されていたものの、バークレーともなれば、教育費の中でも最後の砦といわれ、学生や教授、研究設備等のアカデミズムに影響を与えるような施策ではないにしろ、キャンパス運営を担う職員に手がついた、というだけでも一大事であると感じます。

最後にこの短信の中で強く残った言葉は、
 ● Defend the breadth and depth of academic excellence for which UC Berkeley is renowned.
 ● UC Berkeley has been an outstanding institution for 141 years and it will still be outstanding 141 years from now.
です。


このような厳しい状況にもかかわらず、ここで学ぶことができるチャンスを頂けたことへの大きな感謝と責任を感じます。最近他のいろんなことで頭がいっぱいで、埋もれてのまれてしまっていました。自分の優先順位のトップを再確認し、このタイミングでしかできないことに集中し、残り1ヶ月を使います。頑張ります。



※ソース
カリフォルニア州予算の詳細
Budget Central website: newscenter.berkeley.edu/budget

2009年6月9日火曜日

「世銀ワクチン債×マイクロファイナンスファンド」セミナー

今週土曜、セミナーを開催します。


民間で日本初となるマイクロファイナンスファンドの概要と、大和、三菱UFJに続き、HSBCが新規募集を開始した世銀ワクチン債の2つを比べながら、
 「投資を通じた貧困削減」
について考えることのできる、今までにない内容/組み合わせのセミナーになっています。

無料なので、開発を勉強したことがない、投資をしたことがない、など、普段接点がないお仕事や学業を収められている方も、気軽にきていただけると思います。
また、懇親会もありますので、来て下さった方とLIPメンバーが一緒に、貧困や格差にまつわる問題を考えることができたら、と思っております。


それでは宜しくおねがい致します。

ーーーー
【世界銀行ワクチン債 × LIPマイクロファイナンスファンドセミナー】

日 時:   6月13日(土)14:00~16:30 (受付:13:30~)
会 場:   東京体育館 第一会議室
       http://www.tef.or.jp/tmg/guide/room.html
交通アクセス:都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口/
       JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分
       http://www.tef.or.jp/tmg/access/access.html
内 容:  【オープニング】14:00~14:05
       挨拶(LIP代表 慎)
      【第1部】14:05~15:00
       ワクチン債について(世界銀行財務局駐日代表 有馬良行氏)
      【第2部】15:10~16:20
       ①民間マイクロファイナンスファンドの意義(LIP 杉山)
       ②LIPマイクロファイナンスファンドの概要について (LIP 岩楯)
      【懇親会】16:30~17:30(場所:同会場)
参加料:   無料
定 員:   120名
参加申込方法:氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを
       明記の上、以下のメールあて先にてお申込ください。
       =>lip@securite.jp
       ※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。
       あらかじめご了承ください。
ーーーー

2009年6月1日月曜日

ラップトップ難民

文化も違えば、問題は同じでも、表れ方が異なってきます。
アメリカ全般、またサンフランシスコではカフェに無料でWi-Fiが飛んでいることが多く、インターネットへのアクセスをネットカフェではなく、自前のラップトップで手に入れるホームレスの方が多く存在するようです。

ソース:WSJ
http://online.wsj.com/article/SB124363359881267523.html

いびつだと、特に感じるのは、そのうちの1人リヴィングストンさんの、PCを使っていると、より社会との関係を有しまた人間らしく感じる、というこのセリフ。
「インターネット上だと、他の人と対等と感じることができる。」

非常に複雑な気持ちになります。他の全ての生活シーンでは人と対等に感じられない状態にあるというのは慣れることもできない苦しい状況だと思います。(もちろん、経験者にしか本当の痛みはわからないと思いますが。)ホームレスの方は、住所不定であることで、国の社会保障のサービスやその他公的機関に関わるものへのアクセスを段階的に失っていってしまうため、いち早い対策を必要とします。


PS LIPのタスク、ゼミ、などそれぞれ一段落(一瞬ですが・・・)つきました。もう6月ですね、早すぎます・・・。

2009年5月27日水曜日

今までの大切さ

ある人に、ある相談をしたのですが、単に自分の未熟さを露呈する結果になりました。

自分がある時点で、なぜそれに取り組んだか、またその後、それがどう自分の核に影響したか、それを今後、どう展望につなげられるかなど再考すべきは多く残されていました。

そのようなアドバイスをしてくださった、2人の人生の大先輩に感謝したいと思います。
やはり年の功、というのは本当に意味があって、時間は誰にでも平等に与えられているからこそ、過ごした時間は絶対的な価値をもってくる。もちろん過ごし方(=中身の濃さ)にその価値は依存するが、今回相談したお二方は学問のプロ。恐らく僕の考えは、とてつもなく未熟に映ったと思います。

猛省+今やるべき事をやります。

2009年5月20日水曜日

Passion Pitの新譜 ”Manners”




疲れも、悩みも、もやもやも、全て一気にふっとびます!


Chunk of Charge EPも始め聞いたときはぶっとびましたが、俄然こっちのほうが好きです。音づくりやvocal controlがmatureになったと思います。向こうでライブには、いくら学校が大変になろうとも、飛んでいきます。サンフランシスコではhttp://www.bimbos365club.com/いつもここでやるみたいです。ただただ楽しみです。

2009年5月14日木曜日

好きな街①: 神田〜小川町

某国際NGOでインターンをしているのですが、オフィスが明治大学所有のビル内にあります。いわゆるインキュベーションセンターのようなとこです。

で、場所は御茶ノ水になるので、大学受験期に小川町を中心に御茶ノ水界隈に親しんだ身としては、とても嬉しいです。

この界隈は、本屋、カフェ、安い飲食店、などいわゆる学生街の要素が多く、落ち着いた雰囲気が魅力です。

ではまた

2009年5月13日水曜日

卒論の悩み/紙の重み

卒論の中身をいろいろと考えています。まだまだ先なのですが、悔いのないよう徹底的に書きたく、そのためには指導教官の最適なFBが必要だと思います。実は、あるテーマか、今所属するゼミの直接的なテーマ、どちらで書くか悩んでいます。決断ができたら多少の荒技を実行してしまうかもしれません。

どちらにせよ、なるべく他人に迷惑かけないよう頑張りたいと思います。最近ゼミのフィールドワークがあまりできず、参加の仕方が偏ってしまってるのですが・・・。

ーー
Cal(バークレーの愛称)から、やっと書面で合格通知が届きました:)
メールで通知されたときは、あまり実感がわかなかったのですが、やはり紙で受け取ると、いよいよだな、と気持ちが高ぶります。

頑張ってきます!

2009年5月12日火曜日

初心

奈良美智さんが、落書きでNYCでつかまっていたとのこと。
http://www.j-cast.com/2009/03/10037395.html

結構前のニュースみたいですが、びっくりしました&心のどこかに少しあたたかい風がふきました。

もちろん、公共物に落書きするのはいけないことだけれど、彼の仕事に対するその純粋な姿勢は大切なものだと思います。

2009年5月7日木曜日

Day9 CMDI研修


いま、マニラ時間で3amです。昼はフィールドでこんな青空のもと有意義な調査を行えましたが、夜もそれに劣らず有意義に活動しています。

わかりきったことですが、みんなで集中してやっていると時間はあっというまに過ぎていきます。研修所の美味しい食事(フィリピン料理は日本の味付けに近いものがいくつかあります) に感謝しつつ、明日の2日ぶりのレクチャーに備えます。おやすみなさい。

2009年4月29日水曜日

フィリピン Day1

4/28−5/9 の日程でフィリピンにきています。主な目的は、1)CDMIにおけるMicrofinance実務の研修、2)開発のキーパーソン/キーカンパニー訪問、です。


昨日深夜にマニラに到着し、一週目はマニラ市内のMalate Pensionというとこに泊まっています。2週目はラグーナに移り研修を受けます。 航空券の値段の都合で、4月中にこっちにきたので、今日の夜までは1人です。 一日700円の格安宿ですが、スタバが併設されていたりと、なかなか面白いつくりです。


PS 実は風邪気味です。出発前日、夜飲んで冷えたのが思い当たるところ。葛根湯を飲みました。

2009年4月25日土曜日

スマイルの重要性

気づいたら、いい笑顔ができなくなってしまった。

なんてことには絶対にならないように、心にゆとりを持っていたい。
日々背伸びばかりしていると、無意識のうちに性格がぎすぎすしてきて、人がまわりから離れていくことだってありえるだろう。

そんな当たり前のことをはっと確認させてくれた、2人に感謝します。ありがとう。
:)

2009年4月24日金曜日

日本マクドナルドの優しさ

マクドナルドには、食事だけでなく、よくお世話になるのですが、その有り難みを今日は痛感。

というのも、カギを一切部屋に忘れ、家に入れず。かつPC電源が必要。かつ無線LANも。

カギ忘れて家に入れないとか中学生以来な気がします。おっちょこちょいな金曜でした。

2009年4月18日土曜日

ロッククライミング

昨日、友達にロッククライミングに連れてってもらったのですが、
案の定、腕筋肉痛です。
腕の筋肉もそうだけど、同じく重要なのが、指自体の筋肉とのこと。

面白さは、スリル(それを期待していましたが/とはいえ屋内)というよりかは、パズルをとくときのような戦略性。常連の女性がおっしゃてたには、上級になると、そのスタジオ内の既存のコースでは対応できないので、コースを難易度をあげて設定してクリアしていくとのこと。その際は、ホールド(手でつかむ石)の間隔や大きさ、など様々な要素を考慮して、限界に挑戦していく、ときいて、ますます面白いと感じました。

綱島で2000円だったのですが、もっと安いところを探して、継続的にやりたいところ。

では!

2009年4月15日水曜日

朝2

最近、目覚ましセット無しでも、6:00くらいに目が覚めます。
老化現象でしょうか?

2009年4月7日火曜日

最近、目覚めがとてもきもちよいです。

太陽の光は、脳を目覚めさせ、体内時計をセットする役割もあると聞いたことがありますね。
すがすがしい朝を迎え、一日をスタートする、
ごく普通のことですが、無性に幸せを感じました。

まぁ働き始めたら、そんなすがすがしい朝だのなんだの言ってられなさそうですが・・・

では

2009年4月1日水曜日

大切にしたいもの/入ゼミ面接官

4/1。年度初めに自分への戒めとして書いておきます。絶対に忘れたくないのは、初心。そして、すれずに、アンテナの感度を落とさないでいたい。


入ゼミ面接官は、またよい経験の一つに加わりました。先生ありがとう。短時間の面接において面接官は公平に努めたとき、人の何を最もみるか。

授業決め(3/30)

シラバスを今日は学校にもらいにいきました。

とりたいの多すぎます。でも、選択と集中。ただし、昨年度よりtheoreticalな授業を多めにする予定。理由は、運がいい事に他でpracticalに学ぶ機会が十二分にあるからです。

2009年3月29日日曜日

actually, this IS the one



宇多田ヒカルの凄いところは、大衆性を武器にしているところ。ポップというフィールドで戦いつつものまれずに、独自の世界観を作りだしているところ。その世界観が、彼女のもつ日本的な部分に依拠していると仮定すれば、英語版のCDで同じ世界観をだすのは厳しくなる。その意味で、このアルバムはいわゆる宇多田ヒカルとはテイストが違うでしょうが、言語は違えど作詞能力は冴えているようで、彼女の独自性が十分に発揮されていると思います。また、それとは別次元で様々な音楽ジャンルを消化して自分の曲を書いてるのも素晴らしいと思います。

特に戦場のメリークリスマスを元ネタにしたFYIがすきです。全体では、やはりDef Jam所属だけあって、起用プロデューサーのせいか、良い意味でMariah,Janet,Rihanna等のヒット曲での音づくりと似てますね。Def Jamのwebsiteをみるとトップで↑のでてくるようで、PRも万全となれば、本当に凄い事になるかもしれませんね。是非なって頂きたいです。

ただ、個人的には、前回のアルバムの方がとんがってて好きでした・・・。

2009年3月27日金曜日

選択の季節

この時期にもなると、同期や年の多少違う友人でも、皆自分の”これから”について何らかの大きな決断をしていく。

そんな中、昨日は久しぶりに仲間とあって飲み、くだらない話、真剣な話、いつものように談義を交わした。

いろんな人間がいて、それぞれ違う方向を目指すのだ、という実感が強く湧いた夜だったが、みんなの将来を考えるだけでわくわくしてくる。もちろん多少苦労はあっても、それぞれが自分の好きなことをできてサバイブ(誰か曰く僕はサバイバーらしいです笑)できてる状態、なんてただただ素晴らしいと思う。おそらく、最後まで走れるかornotは今ある”想像力”を持ち続けられるかだ。社会の波にもまれるに従って否応無しに、人間としての感度や想像力、は放置しておいたら目減りしてなくなってしまう。意識的にそれらを補填しつついかなければならない。逆に、それさえできれば、あとはそこまで難しくないと思う。

昔、こんな言葉を聞いたことがある。
 「選択は、他の可能性を減らすことである」
確かに、ものを言い当ててはいると思うが、なぜそんな悲観的に捉えているのかがよくわからない。こう言いったらいいんじゃないか
 「選択は、選択した道の可能性を飛躍的に高める」


さて、今日も一日頑張りましょう!

PS 借りたアルバムFlexion-F.Me, Readymade FC が凄くかっこいいです。朝から最高のテンションになれる。ありがとうドクターおつなり。

2009年3月15日日曜日

世の流れ、と直感の使いかた

 ・直感は後天的に鍛えられるものである

という前提のもとに、書いてみることにします。


個人、というのは所詮非力で、完全に1人で何かを成し遂げるは非常に難しい。ましてや、この現代社会においてはあらゆる事象の複雑化が進み、一層困難である。

だからこそ、人は協力し、何かを成し遂げるためのベストプラクティスを目指す。あるいは新たなそれを目指す。一見、”協力”から最も遠い存在であるようにみえる、芸術家も、現代において、というよりは中世のパトロネーゼが衰退し、さらにアートマーケットが不在の日本においては、”協力””戦略””金銭”などのマネジメント能力が大いに必要とされる。その象徴的な成功例が、村上隆なのだろう。

話を戻せば、個人が単体では非力だから、協力し実行力その他が高まる、というとこまで書いたが、その先はどうなるのだろうか。

現時点では、最終的には個人の判断にすべての問題が還元される、と考えている。ここでいう個人とは、組織の頂点にいる人、中間層、下層、ヒエラルキーのない集団の構成メンバー、すべてを含む。全ての人間は、日常生活から仕事まで、あらゆるレベルで判断を下している。

その判断をする際に重要なのが、直感である。ここでの直感とは、その人の過去の関係する経験の全てが、不可視の瞬時に働く判断システムとして頭ないし体に内在化したもののことを指す。その意味では、よく使う言葉での経験則に近く、一方いわゆる”カン”からは遠いものである。

この直感を鍛えることが、自分にとって非常に有用に思える。というかまだ完全に証明されていない(というか直感というものに還元した時点で、それがどの程度質量両面で有用性があるかは図りにくいと思われる)のだが、
その直感こそが、圧倒的に変化の流れの速い現代社会を謳歌するためのmustなのではないだろうか。人が、重大な決断を差し迫られたとき、情報収集+理詰めで9割いけても、最後の1割は、上記の意味での直感なのでしょう。

自分の文脈に重ねてみれば、半年前、1年前、3年前を振り返り、自分の選択をみてみると、当初の計画から良い意味でずれていると思う。
そのようなズレは、個人の力で制御できない世の流れに大きく起因していて、過去のある時点のwhat ifを考えたとき、今の自分とは異なるシナリオに乗っている自分がそこにはいるのでしょう。ただ、あまり生きてきた年数が長くないので、what ifのポイントが少ないのは事実だし、対してシナリオに違いはない。しかし、10年後に振り返ったときに、間違いなく、今数あるうち一つのポイントになるであろう場所にいる感覚がある。

あと、過去の経験から昇華した不可視の瞬時に働く判断システム(長いな・・・)である直感を利用とするメリットとしては、判断の際に自分の軸がぶれないということも挙げられると思います。



PS 読み返すと、簡潔に言語化できてない、という点で駄文ですね。直感についてきちんと勉強すべきかもしれません。

2009年3月6日金曜日

日本初マイクロファイナンスファンド組成中


ようやく、発表ができる運びになりました!

いま、マイクロファイナンスファンドの組成をしています。まだ募集開始はしていないのですが、以下のウェブサイトで今後アナウンスしていきます。
今回は、音楽ファンドで有名なミュージックセキュリティーズさんへのアドバイザリーという形で行っています。またミレニアム開発目標達成に向け強いリーダーシップをとっていらっしゃる、コロンビアのJeffrey Sachsからも応援していただいています!

HPでコミュニティに入れますので、皆さん入ってみてください。


ーー
・LIP/マイクロファイナンスファンド
※Living in Peace(リビング・イン・ピース)は、経済開発に関心のある金融機関関係者を中心に公務員、国際機関関係者、学生などがメンバーになっており、2009年4月にはNPO法人格を取得する予定です。また、現在マイクロファイナンス・ファンドを準備中です

・Jeffry Sachsの応援メッセージ
・ミュージックセキュリティーズ

2009年2月27日金曜日

Safari 4


Google Chrome Mac版より早くでてくれました。↑の起動したときのヴィジュアルで頻繁に訪れるサイトを出す機能もChromeよりかっこいいですね。さすがApple。
基本的にFirefoxより快適です。ただ、サイトによってはより遅いのもあるので、結局両方です・・。

弱音:今日も自分の未熟さに萎えることがありました。もっと頑張らなければ。

2009年2月23日月曜日

Slumdog Millionaire: フラット化する映画






Trainspotting

1996年に脚本賞でオスカーにノミネートされ、受賞は惜しくも逃したが、中学生のときに初めて見て、かっこよさに単純に魅了された作品だった。









そして

Slumdog Millionaire

今日、アカデミー賞の作品賞、監督賞その他主要部門を総なめした作品である。









残念ながら、2009年2月25日現在日本では未公開なのでトレイラーでの味見ではあるけど、非常に思うところがあったのでちょっと書いてみます。2つの映画の設定を比較すると、
 Trainspotting
 ・舞台    イギリス
 ・言語    英語
 ・主人公   若者
 ・プロット  ドラッグづけの倒錯した生活
 ・文化的背景 パンク

 Slumdog Millionaire
 ・舞台    インド
 ・言語    英語
 ・主人公   少年
 ・プロット  クイズ番組ミリオネア
        その挑戦者である主人公の過去
        ラブストーリー
 ・社会的背景 都市における貧困
となりますが、ダニーボイルはTrainspotting以降、今作まで駄作がほとんどだったわけで、ムンバイを舞台にし、インド人キャスト(とはいってもメインキャストは英語圏在住の俳優のようですが)、インド人スタッフなどで望んだ今作がこのような評価を受けたことは様々なImplicationを与えてくれる。

まずは、何よりも、 ① フラット化する映画 である。なぜなら、アカデミー賞の主要部門を席巻する映画の中身が、全編に渡り現代インドを舞台にし、ボリウッド映画の要素をもち、さらにプロットにクイズ番組ミリオネアが含まれているから。クイズ番組ミリオネアは、まさにグローバル化の象徴で、日本のみのもんたのを見たことがあるけど、確かオリジナルは英か米でライセンス販売のもと各国の主要放送局が各言語で制作を行っていて、その番組のインド版を題材にした映画がオスカーを取るということの意味は大きいと思う。というのも、近年芸術的にも高い評価を得たブラジル映画のヒット作City of Godでさえ、舞台はリオだが、話のネタ自体はリオの都市内部の貧困であり、アカデミー賞もとっていない。個人的にCity of Godの芸術面全般(Cinematographyや音楽の使い方など)はトレイラーを見た限りSlumdogより上な気がしているが。

さらに、「おくりびと」の外国語映画賞受賞と比較するとそのフラット化は一層鮮明になる。「おくりびと」は主要部門でなく、外国語部門での受賞であり、日本そのものが題材となった映画が主要部門で評価されたわけではない。一方、Slumdogは現代インドを題材にしているにもかかわらず、主要部門での評価を今回受けたことになる。もちろん、日本の邦画に相当するのは、インド国内で制作・配給されるボリウッドムービーだから、今回の欧米資本により制作され、題材のみが現代インドであるSlumdogは「おくりびと」の比較対象には適さない、という指摘もあるかと思う。しかし、考えてみてほしいのは、では逆に欧米資本で制作・配給される映画で題材が全編現代日本のものが近年あったか?ということである。答えはNOだ。今思い当たるのは、せいぜい「バベル」のなかでパラレルの筋のうち、日本のパートがあったことくらい。そう考えると、やはり、Slumdogにみるフラット化する映画というImplicationは非常に強いものに感じられる。


次に、② 日本の最大障壁=言語 である。実務に携われている方は百も承知だと思いますが、あえて書くと、上記のようにSlumdogは
 ・舞台    インド
 ・言語    英語
なんです。もちろん、インド映画界の批評家からすれば、いや普通に一鑑賞者として冷静に考えても、スラム育ちの少年がイギリスなまりの英語、主要人物が全て英語で会話しているのは、現実のインドの教育水準を考えると不自然と写るかもしれませんが、今自分の感覚からすると、意外と自然です。というのも、インド自体には行ったことがなく、現地のリアルな状況を知らず無知なことを前提にあえて書けば、お合いするインドの方は大抵ビジネスレベルで英語が使えます。実際、インド国内で連邦準標準語、州により公用語に指定されていることは英語の普及に大きく貢献しているんでしょう。ただし、発音はアジア人の訛りより遥かにひどい。マイクロファイナンスフォーラムにて、現地とテレカンファレンスでつながった際、正直訛りが相当強かったせいで何を言ってるかがわからなかった。

一方、想像がつかないのは、例えば
 ・舞台 日本
 ・言語 英語
という設定で欧米資本での制作・配給の映画を撮ろうと考えると、というかそんな映画は到底つくりえない。

この設定での映画の実現可能性の低さに、日本企業の現況が表れているのではないか。というのも、日本企業にとって、これまで日本の特異性、先進国であるのに非常に低い英語の浸透率、は海外の企業の日本市場への参入障壁になり、日本企業を守ってきた。実務において、特定分野の市場のリサーチをするにしても、日→米の言語変換作業があり業務が増えるし、それ以外にも、英語圏の他国に参入するケースと比べて、数多の付随する追加作業が発生する。その言語障壁は、今逆に、日本企業の海外進出の足かせになっていると思う。実務において、上記とは逆に米→日の言語変換作業があり追加業務が発生する。そんななか、そんな言語障壁によるギャップを埋めるように存在しているビジネスモデルは数知れない。しかも、大抵そのようなサービスを提供する企業はかなり割のいいフィーをとれる。これから、比較的体力の残る日本企業が海外進出を増やしていく際に、ビジネスのスピードをより速めたいと考えたとき、この問題は結構クリティカルな話題になるのでは、と思います。


ここまで一気に書きましたが、一応注をいれておくと、Implication①を考えるにあたり、わかりやすいのでアカデミー賞受賞を映画評価を行う際の妥当な基準と仮定しただけで、個人的にはアカデミー賞が映画のよしあしを決める絶対の基準だとは考えてません。あくまでも数あるうちの一つです。また②については、日本がこれからも現在の経済的地位を保つためには、国全体で英語の水準をより上げることが好ましい、という考えの下に書いているのですが、もちろん、英語教育偏重の弊害という論点は理解しているつもりです。ただそんなこと言ってられない状況だと思います。あと、ここで英語の水準と言っているのは、決して日常英会話とかではなく、実務的な英語運用能力のことです。まぁ多少包含関係があるとは思いますが。


とりあえず、Slumdog Milliionaire、はやく観たいです。世界公開と日本公開のタイムラグ一つとっても、上記の論点がみてとれると思います。

2009年2月13日金曜日

Who's next?



最近、また「政治家とは一体何なのか」という疑問が再熱しました。
決して麻生さんを責めているわけではありません。

2009年2月10日火曜日

免許はおあずけ/日々の感謝

3月はどうやら免許合宿に行けなさそうです。そうなると、取るのは、もしかすると2年後の卒業直前の春休みになってしまう気がします。旅行など行くとき、周囲の友達にドライバーまかせっきりなのは気がひけますが、それ以上におそらくここ5ヶ月は、もの凄く重要な時期になると思うので問題はありません。

それにしても感じるのは、自分の今の恵まれた環境のこと。ゼミ、LIP、他のいろんな機会など、ほんと多くの人に希有なチャンスを頂いている。最近はインプットが追いつかなくて困っているが、必要に迫られて学ぶ知識は、授業で学ぶどのような知識よりも、吸収率が高く、血となり肉になると思う。その意味で、最低限はもちろん、期待以上の結果を出せるように頑張っていきたいと思います。

2009年2月9日月曜日

研究プロジェクト最終報告会/大学の役割

外部のゲストやOBを前に、港区と共同の地域活性化事業の成果報告をしてきました。
プロジェクトを通し学んだことのうち、実感として一番大きかったのは、行政と協働する際、行政の行動原理をふまえて自分らも行動する必要があるということ。その行動原理を把握する/しないでは、提案のフィージビリティが大分違ってくる。別に大学×行政に限ったことではないのだけれど。


そして、ふと思ったのは、大学の職業訓練学校化に対する批判について。所属する武山ゼミは確かに、民間及び行政とプロジェクト運営をしていて、”ゼミのメリット(=研究)”と”相手のメリット”の両立にしばしば苦労することがあるけど、もとを辿れば、大学だけが公式な教育であるかというと、決して違うので、そのような批判はあまり深刻に考える必要はないのではないか。もちろん、学問の体系化という、純粋な教育拠点としての役割を持つ大学が、自身の持続性を維持するための必要最低限をクリアできてないといけないけれど。

一方、大学も一つのビジネスであることには変わりなく、実際、随分増えた日本の社会人向け大学院は非常に商業的であると、通われている方にお話を聞いたりする。研究や学問自体が商業化の影響をうけるのはよくないが、施設のサービスの部分は大いにに商業的になって欲しい。例えば、学校の図書館は飲食禁止だけど、コーヒーが飲めないのはどうかと。あと開館時間も24hにしてほしい。日本でも、理系の図書館とか製図室とかは24hあるけど。


P.S 睡眠最適化されました!

2009年2月4日水曜日

学生の価値とは

ここ最近、自分が属する場でどんな価値を生んでいるか、という疑問がついて回るので、
まずはいろんな人の発言をもとに学生の価値をカテゴライズせず列挙。

■弱み               □強み
          
・世間知らず            ・しがらみに捕われない
・机上の空論            ・発想力
・現場感覚がない          ・熱意
・図々しい             ・大胆さ
・身の丈をわきまえない       ・素朴さ
・無謀               ・適応力
・背伸びする            ・足腰の軽さ
・きれいごとを言う         ・時間が柔軟に使える
・ぎこちなさ            
・空気がよめない
・アマチュア
・社会的信頼性の低さ
・経済的基盤がない/弱い


左を克服するのもいいけど、右を大切にしたい。

2009年1月29日木曜日

おいしくない、コーヒーの真実




コーヒー1杯の値段:一杯当たりコーヒー豆生産者の収入


『おいしいコーヒーの真実』をみて。僕は、コーヒーは最低一日3杯はのむので、それだけ罪悪感は大きかった。この映画は南北問題、特に「先進国が価格主導権を持つコーヒー豆生産に苦しむ農業従事者と、その裏の貿易構造」を描いているが、コモディティ、特に趣向品なら大抵このストーリーを当てはめることができる。「おいしい○○○○の真実」という具合に。

こういうドキュメンタリーでは、定石で多国籍企業がやり玉にあがるわけだけど、いつも思うのは、一次生産者、中間に入る企業、からエンドユーザーまで、「誰も悪意はない」ということだ。というのも、誤解を恐れずに言えば、途上国で経済発展を望むコーヒー豆生産者、利潤最大化をめざしNY先物市場で買い付けを行うバイヤー、市民権を得た”経験経済”型商品の一部としてスタバでコーヒーをすする消費者、どの当事者もごく普通に経済行動を営もうとしているだけだから。もちろん、格差・不平等に対して、各自の責任は大きく異るけど。

その「誰も悪意はない」ことも、状況の打開を送らせている原因の一つだろう。特に先進国側は「悪意はない」ということを、過度な利潤追求を正当化するよい理由にしうる。

さらに、「誰も悪意はない」ことはドキュメンタリーの視聴者にとっても、よくない。なぜなら、その印象を受けることで、責任の所在を一団体のみに見いだすことができずに、混乱し、何もアクションをおこせなくなってしまう。僕を含め、人は分かり易い論理がすきだから。

そもそも、ドキュメンタリーは「取材映像をもとに事実をそのまま伝える」とされることが多いけど、大抵”事実をそのまま”伝えていない。というか伝える必要がない。なぜなら、ドキュメンタリーの最大の目的が、2時間弱の尺での、視聴者に対する効果的な共感の訴求と行動の喚起だとすれば、映像の見せ方は恣意的であっていいから。誰だったか、「ドキュメンタリーは本来的に、取材映像を集めて、選んで、編集者の思いが伝わるよう、構成を最適化している時点で、客観的にはなりえない」と言っていた。むしろドキュメンタリーは、普通の映画のように俳優を使ったり綿密な演出ができず内容には手を加えられない反面、取材映像の選び方や構成の仕方が、ふつうのフィクション映画よりよっぽど作為的になりうるはず。数字の見せ方1つとってもそうだと思うし。


そんなわけで、この映画には、ドキュメンタリーとして効果的に農家VS多国籍企業という善悪の図式を描こうとする試みと「誰も悪意がない」というジレンマを感じました。
全く詰まってないのですが、映画でエチオピアのコーヒー農協の長、タデッセ・メスケラ氏が「なるべく中間団体を通さず先進国の焙煎業者に直接提供することで農家の健全な利益確保を目指したい」と言ってましたが、それをピアプロダクションを使ってもっとラディカルに構造転換できないかな、と考えています。LIPで次の事業をこれ関連でいけたら面白いなと思います。
ていうか、ドキュメンタリーの興行収入とその視聴者が実際に行動を起こす確率って相関どのくらいなんでしょうか?気になります。

2009年1月24日土曜日

免許と純米酒

そういえば、運転免許をもっていないので、日本にいるあいだに取りたいと思ってるのですが、合宿か通学(っていうのかな?)どっちがいいか迷っています。

というのも、ふつう免許合宿ってグループで行ったりするけど、3年生にもなると、周りは確実にみんな免許を持ってるので、行く人いないなと。かといって、通学は効率悪そうなので、避けたいと思ってたり。今のところ、3月は時間あるので、旅行のつもりで免許合宿で沖縄に行きゆっくりするのがベスト案です。


そういえば、今試験中ですが、1月中に全て終わるので、その後ぱーっと飲みたいです。新年会らへん以来お酒から離れてるので、2月はいろんな人とちょこちょこ飲めたらと思います。就活生も時間つくってくれるといいですね。最近は純米酒が多いです。あれって、大手居酒屋チェーンの日本酒と違って、相当飲んでも二日酔いないとこが素晴らしいです。詳しい人、何県のがいいよ、とかオススメ教えてください。

2009年1月15日木曜日

睡眠最適化計画

人って、人生の1/3くらいは寝てるわけですから、もっと睡眠に対してお金を使うべきだと思いませんか。もちろん、必要以上にお金をかけるのは学生的にまずいと思いますが。

調べてみると、「オーダーメイド枕」というなかなかお手頃な方法がありました。
こんなことを思い立った理由は、1つは肩こりなど改善、2つめは、8hと人より睡眠時間が多いので睡眠の質を挙げれば、睡眠の量を減らせるんじゃないかという甘い期待、3つめはその質の向上で昼間の生産性も上げたいという思いです。

ということで、百貨店行けば大抵やってくれるみたいなので、できれば試験だの何だのでテンパる前に行きたいところです。

2009年1月6日火曜日

学校開始

新年会も終え、今日は港区行政と09年初ミーティングでした。
累積した深刻な課題も、新年というフィルターを通すと普段以上に楽観的になれるのはなかなか良いことなんじゃないか、と思います。


最近思うのは、いくつかの今メインで取り組んでいること同士で確実にシナジー効果がでてきてるなということ。もちろん、表面的なプロジェクト運営スキルの相互転用とか、知識転用もあるけど、大きいと感じるのは、ジャンルは多少違えど、それぞれの持つ社会的意味が似てるということ。ひとつあるのは、ダブルボトムラインの話かなと思うのですが、学外で今やってるマイクロファイナンスのプロジェクトに関しては、順不同で
 1.利潤追求
 2.社会問題解決
の本来の定義どおり。一方、ゼミの港区行政との共同地域活性プロジェクトでは、参画主体(行政と大学)に限定すれば、
 1.公共性追求
 2.社会問題解決
ないしは、
 1.公共性追求
 2.新しい価値提供
という感じで書けると思います。結局、根底に流れてるのは官-民、公–私の構図のような気がします。ただ、ちょっと気になるのは、今はやりの社会的企業も、実はその2つのボトムラインのバランス次第では、既存のCSR、SRI、慈善事業と実質的に同じになりうる点。特に、民間企業が既存のCSRの代替という地点からスタートして社会的企業を合弁で始める場合とかは、本質的に姿勢が変わらないケースが多くなりがちでしょうし。


あと念のため、というか、遅くなりましたが、この時期いろんな人に合うたびに質問され、オウムのように繰り返してしまっているので一応今の自分の状況を書いておきます。就活は2010年度でなく、まだ先です。というのも、まだカレッジが正式決定してなく詳細は書けませんが、今年の8月から留学します。向こうでの専攻は開発学で、期間は1年、学部交換留学なのでマスターを取りに行くわけではありませんが、やるだけやってこようと思います。アメリカ西海岸の大学です。

もうすぐ試験ですが、それまでもいろんな人と合うアポを取らせて頂いてるので、気をひきしめていきます。

2009年1月1日木曜日

タイトルについて

以下の意味をこめて。
・大掃除で、たまたま発掘して10年以上ぶりに読んだらふつーに面白かった。のび太が意外と機知にとんでいてびっくり。
・ドラえもんのような万能薬が存在しないからこそ、様々な問題解決や価値創造に対して地道な取り組みが必要。発明を待ってては一向に発明は生まれない。

新年

明けましておめでとうございます。

30日から高熱にうなされ、みっともない新年の迎え方をしてしまいました。やはり健康第一だなと思いました。普段もっと運動しようと思います。今年は、飛躍の年にするべく、地道に頑張ります。

今年も宜しくお願いします。