2010年4月23日金曜日

こっちの学生の実態とか

残すところ22日。


今日はDigital Marketの授業があったのだが、最近は法律の側面によることが多いので、知識不足で、あまり発言することができない。そもそも、経済ネタでもPhDの人が周りなので、自分の能力不足で発言のチャンスが少ないが。

この授業からの学びは多いが、一つは、”エコノミスト”がどう経済学のアイディアを使って、ものごとを分析するか。3人こっちのエコノミストを捕まえて議論させたら、これは、本当に今までみたことがなかったくらいのスピードで分析が行われる。競争政策だから、ってのもあるだろうが。はじめは圧倒された。前学期はディスカッション時の英語で苦しんだが、今学期は自分の頭の回転の遅さを痛感させられた。

スピードだけでなく、何分かごとに、使われるツールもコロコロ変わる。公共経済の社会便益分析、ゲーム理論のナッシュ均衡、ミクロの独占・寡占、これを瞬時に頭ん中で使えるツールにする、やっぱPhDの始めの文字通り”死にものぐるいの”2年をくぐりぬけてこそ身につくものだろう。さて、ゲーム理論を復習しないと。



あと、補足というか、こういうふうに日米の大学比較ばかり書いてると、こっちの大学を神話化してるように捉えられてしまうのが怖いので、一応補足をw

問題がある、とよくいうのは、教育”システム”であって、責任はもちろん自分を含めた学生自身にあるが、学生に問題のすべてが起因するといってるわけではない。その点では、良くテレビにでる偉い人や大学教授が、日本の大学生は勉強しない、と学生自身に責任を求めることがあるが、環境に起因することが大きいと思う。


学生個人個人でみると、やっぱそこはあまりかわらず、授業中Facebookでチャットしてる人はざらだし、イタリア人の客員教授だってディスカッション中少ししてた。



さて、そんなこんなで今週末は課題三昧の予感。


では。

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