2009年7月27日月曜日

虹とともに



2重の虹を、端から端までみることができました。やっぱ自然には人を無言にする力があります。私自身、自然が比較的豊かな中で育つことができたせいか、自分の子供には自然が多いところで育ってほしいと思います。

試験期間も終わり、ちょっと今日いいこともありました。発つまで残りは、いろんな人と飲んだり、久々にプライベートもゆっくりできそうです。明日は森美術館へAI WEI WEI展をみにいってきます。

2009年7月7日火曜日

適性

瞬発力か、持久力か。
または両方か。だとしても自分の適性はどのようなウェイトなのか。

全てを適性で判断するというのは、自分にできない。やはり、どんな角度から考えても、やることは変わらないよう。

2009年7月3日金曜日

小説熱

いろんなジャンルの本を読みますが、
定期的に小説が無性に読みたくなるときがきます。

それが、今です。


小説において特に、初めて手にとる本で、頭数ページでひきこまれるか、こまれないか、が決まることが多い。

その決定要因はなんなのだろうか。
もちろん、そりゃ、過去に蓄積された感性・知識・経験が無意識下で発現する、と言ってしまえば終わりだが、その脳が一瞬のうちにあらゆる側面から検討し判断を下すなんて、人間はよくできている。

直感もそうだけど、そのようなあらゆる質・量の情報を総合的に考慮し判断を下す、能力に関しては、決して人間が何にも負けない能力なんだろう。


言いたかったのは、1Q84が読みたいということ。村上春樹がものすごく好き、というわけではないが、レイモンドカーヴァーが好きだったので、カーヴァー作品を春樹が訳している点でやはり春樹作品には合うものがあるのだと思う。

1Q84は、完全にタイトル負けで読みたい衝動が生まれてます。
ジョージオーウェルの1984がもの凄く好きな作品だったので(映画版はラストが原作と異なり、僕は原作の方が好きです)。既に読んだ友達によれば、似通った設定はあるもののImplicationはそんなにないのだとか。


向こうへの飛行機の中とか細切れでない時間で読もうかなと思ってます。

2009年6月27日土曜日

マルチタスクできるものと、できないもの

7/7まで、潜ります。

「潜る」というのは、知り合いの方が使っていた、「タスクの山に埋もれる」という表現。なんか純文学?的な素朴ですてきなひびきなので、使ってみました。

なぜこうも、タイミングが悪く(良くともいえます)5つくらいのことが重なってしまうのでしょうか。各事象がお互いのタイミングにかぶるように、引力のようなもので引っ張り合っているのかもしれません。

レポートなど、勉強関係でじっくりと腰をすえて書く必要があるものに関しては、マルチタスクは適さないように思います。


とれあえず、集中します。

2009年6月21日日曜日

金融危機とバークレー

カリフォルニア・金融危機といえば、その規模と積極的な運用姿勢で有名なカルパースがヘッジファンドでの資金運用に失敗したことですが、他にもカリフォルニアでは実体的な部分も痛んでいます。

その例の一つが、この8月から通うUCバークレーの痛んだ予算。学校から現在の財務状況とその対策の短信がメールで届きました。2009-2010の通過した予算と支出計画とで、USD 145mの資金ギャップが存在するそうです。この他にも、The Cal Grantsと呼ばれる、州知事から提案され主に奨学金をまかなうUSD 47mも前年度の水準を保てるかが危ぶまれているとのこと。

対策として、ギャップのうち30mは学費アップ、15mは2008から実施している全般的な業務の効率化で解消するとのこと。

残り100mについては、
 ● 職員の解雇
 ● 職員の一時解雇、給与削減
 ● 新学部設立計画の凍結
 ● 健康保険のプレミアム料ひきあげ
といった施策で対応していくとのこと。


この一件で何よりも感じたのは、カリフォルニア州政府財政の深刻さです。以前から2009年度予算における教育費カットは示唆されていたものの、バークレーともなれば、教育費の中でも最後の砦といわれ、学生や教授、研究設備等のアカデミズムに影響を与えるような施策ではないにしろ、キャンパス運営を担う職員に手がついた、というだけでも一大事であると感じます。

最後にこの短信の中で強く残った言葉は、
 ● Defend the breadth and depth of academic excellence for which UC Berkeley is renowned.
 ● UC Berkeley has been an outstanding institution for 141 years and it will still be outstanding 141 years from now.
です。


このような厳しい状況にもかかわらず、ここで学ぶことができるチャンスを頂けたことへの大きな感謝と責任を感じます。最近他のいろんなことで頭がいっぱいで、埋もれてのまれてしまっていました。自分の優先順位のトップを再確認し、このタイミングでしかできないことに集中し、残り1ヶ月を使います。頑張ります。



※ソース
カリフォルニア州予算の詳細
Budget Central website: newscenter.berkeley.edu/budget

2009年6月9日火曜日

「世銀ワクチン債×マイクロファイナンスファンド」セミナー

今週土曜、セミナーを開催します。


民間で日本初となるマイクロファイナンスファンドの概要と、大和、三菱UFJに続き、HSBCが新規募集を開始した世銀ワクチン債の2つを比べながら、
 「投資を通じた貧困削減」
について考えることのできる、今までにない内容/組み合わせのセミナーになっています。

無料なので、開発を勉強したことがない、投資をしたことがない、など、普段接点がないお仕事や学業を収められている方も、気軽にきていただけると思います。
また、懇親会もありますので、来て下さった方とLIPメンバーが一緒に、貧困や格差にまつわる問題を考えることができたら、と思っております。


それでは宜しくおねがい致します。

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【世界銀行ワクチン債 × LIPマイクロファイナンスファンドセミナー】

日 時:   6月13日(土)14:00~16:30 (受付:13:30~)
会 場:   東京体育館 第一会議室
       http://www.tef.or.jp/tmg/guide/room.html
交通アクセス:都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口/
       JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分
       http://www.tef.or.jp/tmg/access/access.html
内 容:  【オープニング】14:00~14:05
       挨拶(LIP代表 慎)
      【第1部】14:05~15:00
       ワクチン債について(世界銀行財務局駐日代表 有馬良行氏)
      【第2部】15:10~16:20
       ①民間マイクロファイナンスファンドの意義(LIP 杉山)
       ②LIPマイクロファイナンスファンドの概要について (LIP 岩楯)
      【懇親会】16:30~17:30(場所:同会場)
参加料:   無料
定 員:   120名
参加申込方法:氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを
       明記の上、以下のメールあて先にてお申込ください。
       =>lip@securite.jp
       ※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。
       あらかじめご了承ください。
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2009年6月1日月曜日

ラップトップ難民

文化も違えば、問題は同じでも、表れ方が異なってきます。
アメリカ全般、またサンフランシスコではカフェに無料でWi-Fiが飛んでいることが多く、インターネットへのアクセスをネットカフェではなく、自前のラップトップで手に入れるホームレスの方が多く存在するようです。

ソース:WSJ
http://online.wsj.com/article/SB124363359881267523.html

いびつだと、特に感じるのは、そのうちの1人リヴィングストンさんの、PCを使っていると、より社会との関係を有しまた人間らしく感じる、というこのセリフ。
「インターネット上だと、他の人と対等と感じることができる。」

非常に複雑な気持ちになります。他の全ての生活シーンでは人と対等に感じられない状態にあるというのは慣れることもできない苦しい状況だと思います。(もちろん、経験者にしか本当の痛みはわからないと思いますが。)ホームレスの方は、住所不定であることで、国の社会保障のサービスやその他公的機関に関わるものへのアクセスを段階的に失っていってしまうため、いち早い対策を必要とします。


PS LIPのタスク、ゼミ、などそれぞれ一段落(一瞬ですが・・・)つきました。もう6月ですね、早すぎます・・・。