2010年1月23日土曜日

ビールと人



早速、PALE ALEを作りました。
5ガロン(約19リットル)から52本ボトルができます。
2−3週間+ボトリング後5−10日と、思ってたより早くできるよう。


で、ちょっと改めて思ったのは、ビールのうまさとは裏腹に、ビールをつくるプロセスは、香りは良いのですが、綺麗なものじゃありません。やっぱり、人も、素晴らしい、尊敬できると思える人も影で決して綺麗じゃない地道な努力を沢山してるんだろうな、と思いました。


完成したら、一人5本づつ一気に飲み干す予定ですw

2010年1月20日水曜日

そう甘くはない

つらつらと授業内での目標を書いてきたなか、読んでくれた人がいると思うので、秋学期の成績を下に報告したいと思います。


一部分感情的に納得できない部分はありますが、客観的にみれば順相応の結果だと思っています。


でも、やはりBが悔しいことには変わりはありません。
初学期の語学のハンデは言い訳にしたくないので、今学期はもっと頑張りたいと思います。



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ECON173:A-
開発経済学のゼミのクラス、先生はPranab Bardhan教授で、開発経済に関するトピックを網羅、プレゼンから思いペーパーまでオンパレード。一番力と時間を入れた授業であり、単純に嬉しい結果。

EEP152:B
開発ミクロ経済の授業。数理モデルを使って、1家計内の意思決定、例えば、途上国で無償の教育プログラムが実施されたときに生む子供の人数にどう影響を及ぼすか、などを実証研究を題材にみていく。題材は教育、クレジット市場、健康、労働市場、など幅広く。
中間テストはA〜A+だったので、期末が悪かった。問題を解くスピードが原因。

IAS115:B
GlobalPovertyの授業、とにかく他分野から、開発の世界でなされる論議や思想、潮流を大量のリーディングで見ていく授業で、正直学期末に近づくに従い、他のクラスに圧迫されて当初より時間がさけなくなっていたことが敗因。

PP101:B
公共政策分析の授業。先生はMIcheal O'Hare教授で、プロフェッショナルスクールの授業だけあって、クラスへのコミット、ディスカッションからリーディング、プレゼン、政策提言ペーパーとオンパレード。ECON173と同じくらい力を入れたけれど、語学的にも当初最も苦労した授業だった。各課題の結果からして全く純相応な結果。ただし、一番気づきや発見が多かった授業で、本当にGSIにはお世話になりました。
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2010年1月16日土曜日

終りの始まり

明けましておめでとうございます。
挨拶大分遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いします!


メキシコ・バハでの楽園のような日々から戻り、22歳を迎え、早くも4日が過ぎ、一部授業も始まりました。折り返し地点もすぎ、いよいよ、という感じです。バークレーもたった1学期過ごしただけなのですが、帰ってきたときは家のように感じました。


公共政策大学院×ロースクールのコラボ授業、PP290のイントロに顔をだしてきました。
まわりは公共政策、ロー、経済PhDなど、あと一人EUの客員エコノミストと初回来てたメンバーだけでも多様かつチャレンジングな挑戦になると確信しました。ちょっとした武者震いも。履修許可ももらえ、卒論にも最適とSuzanne Scotchmer教授に後押しもしてもらえたので、かなり楽しみです。

帰国後のゼミでのプロジェクトにも何らかの形で繋げたいと思います。
ゼミの同期がここ半年、活躍している姿には良い刺激を受けてきたので、自分もゼミに戻り同じような、また先生には留学関連でも人一倍お世話になっているので、それ以上に貢献したいと思います。

頭も心も体もぶっとぶつもりです(もちろんいい意味で)。頑張るぜ。



今日は家庭菜園計画をキックオフ。というのも、最近住み始めたこのCO-OPは2階はベジタリアン・ベーガンがテーマなので。多分俺らのフロアからは地ビール計画始動予定です。


あとは最近気づいたのは、今までより音楽に強い感情の変化を受けるようになった気がします。
今パーティーのセットリストを作ってるけど、やっぱYMOは良曲多いかつ最新のエレクトロともよく合うな、とつくづく。Hot Chip - One Pure ThoughtYMO - I-shin Den-shinの流れなんかなかなかぐっとくるものがある。


明日は朝からジム行ってきます。まだ走りは筋をリハビリ中なのでそんなにはできないのですが。
ではまた!

2009年12月30日水曜日

2009年総括

空港で書いた今年の総括と来年の抱負を。


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今シアトル・タコマ空港で、サンフランへのフライトを待っています。まだ29日なので、そのつもりはなかったのですが、今年を振り返ったので、ここに書いておきます。


空港は公共スペースのなかでも好きな場所の一つ。考え事に最適な気がする。空港では、国籍・人種を超えて無数の人が一瞬にして通り過ぎ、その数だけ人生が交差し、一人の人間の非力さと現代社会のスピードの恐ろしさを同時に感じることができる。

ちょうど今、他大に留学中の友人とシアトル・バンクーバーに行き、帰って来たばかりで、非常にいろんなことを考えさせられる機会になった。

下らない話、勉強、進路、将来、あらゆる話をしたけど、まず自分が今どういう状況なのかより理解が深まったと思う。この時期に済んでいるはずの決断はおろか、頭の整理もあまり進んでいないことに対する危機感をより強く感じた。けれど、今自分に必要なのは、迷うことを肯定的に受け入れること。

タイムフレームに押され、迷うことに否定的な姿勢をとると、判断がごく近視眼的になってしまう。たとえ一度長期的なヴィジョンに基づいて選択肢を準備しても、半年で自分や自分を囲む環境が大きく変わりうることを考えると、その状態はベストな判断をするにあたり非常に危険。

弊害として、いただいている良いお話にも、120%向き合あうことができていない。また、日ごろお世話になっている人に相談に乗ってもらっていても、自分の整理の不十分さで十分に責任のある姿勢で望めていないことに気づき反省。

ここ半年で何が変わったか、というと、中身自体が変わったのではなく、もっていた危機感と思いが予想異常に強くなった。よく留学は人をナショナリストににすると言うけれど、日本への客観視により得る示唆は多く、予想異常に自分に対し強いインパクトがあった。特に日中米間の示唆が多い。

こう通して自分のことを振り返ってみて気づくのは、自分の精神的な未熟さ。同じような環境にいても、もっと前向きに向かい、本当の意味で周囲の状況を心配する余裕を保てる人間がいる。特にこの旅行は短時間だったけど、すごく長かったように感じる。友人に感謝。


最後に。2009年に一寸の悔いはない。2010年は、留学後半戦/進路/帰国後の活動の結果は最低限、何よりも精神的に成長したい。

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P.S. ヴァージン航空を初めて使ったけど、航空事業単体の会社と比べ、航空事業をポートフォリオの一部として運営することがいかにサービスに違いを生むかに驚いた。CA然り、車内販売然り、無料WiFiサービス然り。

As for the trip per se, I wanna definitely come back to Washington for Sasquatch Music Festival 2010, which takes place at The Gorge Amphitheatre having sci-fi scenery with great lineups.

2009年12月19日土曜日

秋学期をふりかえって

やっと、という感じと、あっという間、という感じが良い意味で入り交じっています。
いつの間に最後の投稿から1ヶ月以上もたっていました。その間、人生初の松葉杖にパソコンの盗難、アクシデントもいろいろありました。



留学生にまつわる純粋な語学的問題はさておき、
ふりかえってまだまだだな、というのは、追い込みや他のことで塞がってる際、あまり時間がかけられない際の英語でのパフォーマンスにおけるスピード感や深さが、日本語でのそれにまだまだ及ばない状態です。特にパフォーマンスにむらがあるのが個人的には課題です、おそらく正しいlearning curveで進んでる証拠だと思います。

言語に関わらず、時間をかければ大抵人間何でもできるわけで、障害や時間の制約下で成果を最大化できるかが大事なことを再確認。


今学期は、通常のクラスを4コマ、とっていたのですが、よくよく聞いてみると、普通Calでの初めての学期では、3コマがふつうで、4コマとるのは慣れてから、もしくは慣れてあともすぐは3+”De Cal"(Democratic Education at Cal)という話。De Calは、生徒が計画した特別授業のようなもので非常にバークレーらしいプログラム。授業担当者は計画者中心+ゲスト教授、P/NP評価、単位数も1or2。ただその通常を知っていても今学期は撮りたい内容がなかったので、どちらにしろなかった選択肢です。

とはいえ、4年生にもなると4コマの人は周りにいるので、ショック療法的な意味では(療法ではないですが)、1年という限られた時間の中で、春学期を思いっきりやるためのよい土台作りになったと思います。


具体的な今学期の成果という点でいえば、初めの2ヶ月間以内に受けたmidは、平均・平均ちょい上くらいが多く、以前の投稿にもかいたような不服な結果でした。そのあとに受けたmidやプレゼンなどでは、A+/Aーの評価をもらえたので、これも恐らく正しいLerning Curveの証拠。特にGoldman School of Public Policy の公共政策分析のクラスで、クラス中に高評価してもらえたことが嬉しかった。リハをする時間もあまりなく、また内容も開発経済から離れ、米国の特許問題と製薬会社に関する提案だったので、なおさらです。

教科書と紙とペンの授業は、単なる自分との戦いですが(情報戦の側面も少しはある)、プロフェッショナルスクールらしい徹底したPeer Evaluationは、組織に対する個人の能力が問われます。その状況で、良い結果をもてたのはいい自信になりました。一回で終わらないようにもっと磨きをかけます。

Finalに関しては、まだなんとも言えませんが、やはりスピードに起因する失敗が多いという印象。でもずば抜けてできたという感覚がないので、恐らくBとAの中間くらいに落ち着くのではと思います。



こんな感じですね。ボストントリップも良い結果を残せたし、課題は山のようにありますが、今学期に悔いなし。冬休みは、ほぼ確定の来学期の授業の予習をして先手先手で備えます。ロンドンで修士をとってる友人も冬休みも論文で頭がハゲそうなくらいやってるようなので、負けてられませんね。

昨日、Hepatitisのワクチンを睡眠不足のままを打ったら、ひどい頭痛にみまわれました(笑)あまりおすすめできない組み合わせです。
今日はCO-OPへの引越しへ向けて、大掃除、年末年始の旅行のプランニング、いいのがあればSFのクラブでも行こうかと思います。

2009年10月28日水曜日

勝つ

こんなにも大胆なタイトルを日記につける自分がいることに非常に驚いている。
そのような自分の現状からは確かに発見と学びがある。改めてこの環境を与えてくれたひとに心から感謝。

中間試験や生徒間の評価結果が返却され始める。
正直この結果には満足できない。全員に勝たなければ生き抜いていても意味がない。*
残りの秋学期はクラス全員に勝つ。5つのハンデ克服に向けた目標設定を再検討して。


*このケースにおいて。物事すべてにおいて勝利以外が無意味と思っているわけではありません。念のため。

2009年8月14日金曜日

バークレーへ

先日通ってた別の先輩に会い、改めて詳しくむこうの学習ペースをきいて、もっとハードル高く設定できると感じました。勉強その他、すべてにおいて、目標以上の結果をだしてきます。

チャンスを得たこと、そして何より周囲に感謝して、地道にとことんやってきます。
人生は一度しかありません。自明ですが、こういった節目節目はその意味を改めて考えさせられます。


では行ってきます。